2017年、初めて出会ったプラズマ療法
2017年の初夏、私は初めて「プラズマ療法」というものを知りました。その年の9〜10月には、2か月間にわたる研修も受け、この療法と関わる生活が始まりました。
以来、立場や関わり方は変わりつつも、今日までプラズマ療法と関わり続けています。
「体に何も感じない」不思議な治療体験
温熱治療器なら体が温かくなる、電気治療器ならビリビリする。こうした感覚が「効いている」証だと感じる方も多いでしょう。
しかし、プラズマパルサーは違いました。私の場合、施術中に何かを感じることはほとんどなく、自然と眠くなることがほとんどでした。(感じ方には個人差があります。)
それでも、施術前後で血圧や体温の変化が見られ、一定期間続けると体調も改善することがありました。つまり、体には確実に良い変化が起きているのです。
プラズマ療法の効果を言葉で伝える難しさ
体感がないため、「なぜ効くのか」を説明するのは簡単ではありません。経験上は健康に良いと実感できますが、言葉で説明しようとするとついもごもごしてしまう……。
私も含め、プラズマ療法に関わる方の中には、このような経験を持つ方が多いのではないでしょうか。
理解を深めるために特許情報を調べた
「体の中で何が起きているのか」を正確に理解したいと思い、プラズマパルサー アイアス(PA)の特許情報を確認しました。
この装置は、内部構造は違えど、得られる効果は同じと考えられています。
特許情報は特許情報プラットフォーム(JPP)で誰でも閲覧可能です。
プラズマ療法で体内に何が起きるのか
特許情報をもとに、プラズマ療法の重要ポイントをまとめました。
電磁界のオン・オフが毎秒3000回繰り返される
PAが作動すると、周囲に一定の強さを持つ電磁界が発生します。そのオン・オフが体内にも伝わります。
体内で自由電子が発生する
コンデンサの原理により、体内の誘電体(細胞膜など)の内側表面に自由電子が生まれます。
血管や血流に作用する
自由電子の働きで、一酸化窒素(NO)が生成され、血管が拡張し血流量が増えます。さらに、赤血球同士の凝集を防ぎ、血液の流れをスムーズにする作用もあります。
体感はなくても、体内では確実に変化が起きている
見た目や感覚では何も変化がなくても、体内では確実に作用が起こっています。
これがプラズマ療法の特徴です。
ポイントはひとつ❗️ プラズマパルサーにかかると、体内に自由電子が発生する
次回以降は、この自由電子が体内でどのような反応や作用を引き起こすのか、さらに詳しく解説していきます。