季節の変わり目は身体の内側でも目に見えない変化
冬の気配が日増しに遠ざかり、春の足音が聞こえ始めた今日この頃。
こんな季節の変わり目は、移ろいゆく気候に合わせ、身体の内側でも目に見えない変化がたくさん起きています。
疲れが取れにくい。
だるさが抜けない。
なんだか気分が落ち込む。
——なんて症状に悩まされたことはありませんか?
寒暖差や気圧変動が激しくなるこの時期は、どうしても外部環境に起因する物理的なストレスが増えがち。
自律神経も乱れやすく、免疫システムも正常に機能しづらくなります。
身体組織を守ってくれる免疫システム
免疫システムは、わたしたちの身体の組織をあらゆる害敵から守ってくれる、いわば細胞のガードマン。
この免疫力が低下すると、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、風邪を引きやすくなるなど、感染症のリスクが高まります。
免疫力アップのポイント5つ
そんな免疫力を上げるために、日常的に心がけたいポイントは5つ。
- バランスのとれた食事
- 適度な運動
- 規則正しい生活
- 腸内環境を整える
- 身体をあたためる
つまり「健康的な生活」に取り組むことこそが、免疫システムを強化する一番の近道なのです。
しかしこの免疫システム、前述の通りストレスの影響を受けやすく、どんなにヘルシーなライフスタイルを意識しても、ストレスフルな環境下では正常に機能できません。
身体にもともと備わっている素晴らしいシステムも、きちんと動いてくれなければ意味がないですよね。
次回は「そもそも免疫って何だろう?」をテーマに、代表的な免疫細胞ヘルパーTとTレグについてご紹介します。